浪費が抑えられなくて、気づいたら口座にお金がなくなってる・・・
浪費は脳が快楽を求めてしまう本能行動です。
今日の記事は浪費の向き合い方について書いていきます!
こんにちは!どんぶり(@FP00153396)です!
浪費とは簡単に言うと『無駄遣い』です。
皆さんも一度は
「なんでこんなのにお金使ったんだろう」
「すごく欲しいと思って買ったのに全然使わない」
「気づいたら似たような物を何個も買っていた」
こんな経験をしたことがある方はいらっしゃるのではないでしょうか??
ある国内の調査では「消費者の87%は衝動買いを経験している」という結果が出ています。
87%が衝動買いを経験 脳科学的に分析する「浪費」のメカニズム | マネーポストWEB (moneypost.jp)
つまり、日本人のほとんどは衝動買いを経験していることになるのですが、
それでも貯金が出来る人というのは『自己抑制』をうまくコントロールして衝動買いを抑えています。
お金とは人の欲望の一種ですので感情のコントロールをする必要があります。
感情をコントロールする為には、先ずは衝動買いのメカニズムを知って、浪費を抑えるコツと向き合い方について理解していきましょう!
目次
どうして浪費をしてしまうのか?
皆さんが外で歩いている間にも、たくさんの情報が脳に入り込んできます。
あなたの目に「うわ!めっちゃ欲しい!」「おいしそう、、、食べたい!!」など、
欲しい物が入った瞬間に脳内で『幸せホルモン』と呼ばれるドーパミンが分泌されます。
そして、欲しい物を買う・食べるなど欲求を満たすことによって一時的な快楽を得ることが出来ます。
しかし、この快楽は持続性があまりないので依存症の様に繰り返してしまう人も中にはいます。
これが衝動買いのメカニズムです。
消費と浪費、資産と負債の違い
上の記事で衝動買いのメカニズムが何となくわかった次は、『自己抑制』という警備員を増やし理性の武装を増やしていきましょう!
先ずは消費と浪費、資産と負債の違いについて解説します!
消費・・生活してく上で必要な経費
例)家賃、光熱費、食費、教育費
浪費・・生活上、必要ではない無駄遣い
例)贅沢品、娯楽、外食費
資産・・後々リターンが見込まれるもの、自由に使えるお金の事
例)預金、株、不動産
負債・・自身の口座からお金を吸っていくもの
例)持ち家、車ローン、カードローン
無駄遣いをしてしまう人の特徴としては、消費と浪費と投資の違いがわからないという人が多いです。
毎月の給与というのは、ほとんどの人は毎月決まった額しか口座に振り込まれないはずです。
それなのに使うお金の区分けもせずに漫然とお金を使っていたら、そりゃ気づいたらなくなりますよね?笑
無駄遣いをなくしていくのであれば消費と浪費と投資の割合を決めて生活することが大切です
その割合はどのくらいにすればいいかというと
消費:手取りの50%
浪費:手取りの30%
投資:手取りの20%
上記の割合で生活をすれば、ストレスも貯めずに家計管理が継続できていると実感しています。
そして、無駄遣いが多い人の傾向として
消費だと思っている物が浪費だったり
資産だと思っている物が負債だったりと
勘違いで覚えている傾向があります。
下記に間違えやすい項目を記しましたので参考にしてください
勘違いしやすい項目
①ギャンブルと投資
:数値管理が出来ずにするお金遊びはすべてギャンブルです。
その為、投資とおもって始めた株やFXなどは数値管理をしていない人はギャンブルと変わりありません
勉強や情報収集がめんどくさいと他者にお金を任せるのは以ての外です
先ずは簡単な物からでもいいので投資対象の情報収集は欠かさずに行いましょう
➁自己啓発本
:自己啓発本はメンタルを整える為には非常に有用な資料です
ただ、自己投資といって何冊も自己啓発にお金にかけるのは浪費です。
あくまで本やセミナーで得た知識を実行に移し、リターンを得られて初めて投資に成り立ちます。
それ以外は浪費だと思ってください。
➂人付き合いの為の飲み会
:仕事の仲間や友達との飲み会は確かに楽しいものもありますが、
空気を読んで気を遣う飲み会程 無駄な物はありません。
家族や親友、大切な仕事仲間など時間とお金を使って得られる飲み会にだけ、あなたの資産を使ってください
それでも飲み会が好きな人に以下の計算式をお伝えします
5000円×4回(週1)×12か月×40年=9,600,000円
老後2000万円も簡単に解決できそうじゃないですか?笑
④持ち家
:よく勘違いしてしまう代表として持ち家を資産だと思ってしまう人が多いかと思いますが、
住宅ローンを組んで毎月の支払いが出てしまう物は負債です
修繕や管理費、減価償却などの経費と数年後の価値を予見してプラスにできた時に初めて資産といえます。
これも数値管理できない人にとっては高い確率で負債なので営業マンや世の情報に騙されないでください
悪い浪費といい"朗費"
ここまで読んで頂いた方は『浪費は悪い物』と思ってしまっているかもしれません。
正直、浪費とは人の欲に紐づいた本能行動なので100%コントロールできる人なんていません。
私自身も食欲はひとより旺盛なので『なんでお腹空いてないのにラーメン屋寄っちゃったんだろう』『無駄に甘い物買いすぎちゃった、、、』というの行動が多めです。
しかし、世の中の浪費がすべて悪いという訳ではありません。
例えば
・自分へのご褒美として趣味に
・家族と行ってみたかった先に旅行に
・ずっと欲しかったものをやっと買えて大切に使ったり
・大好きな人と大切な思い出を作る為のデート費用にお金を使う
などなど・・・
『人生に活力を与える浪費は人生を豊かにする為のいい朗費』となり得ます
大事なのは
『漫然と消費してしまう悪い浪費を理性で抑えて
計画的にいい朗費を増やしていく事』
これがあなたの人生をより豊かにしていきます
悪い浪費を抑える方法について
豊かな人生を送る為にはいい朗費にお金を使っていく事が大切だという事が理解頂けましたら
次に悪い浪費の抑え方をご紹介していきます
無駄遣いを抑える方法
→家計簿を作って毎月の予算通りに生活をすること
無駄遣いとして挙げられるのは
・食材の買いすぎ
・同じような物を買ってしまう
・課金や漫画などの娯楽/趣味の費用
・光熱費の使い過ぎ
等々があげられますでしょうか??
この無駄遣いと生活費の境界分けは非常に難しいです
その為、毎月の項目ごとの予算を決め
その予算を下回るように生活をすることで無駄遣いを抑えることが出来ます。
簡単で続けやすい家計簿の付け方は下記の記事にまとめてますのでご参照ください
衝動買いを抑える方法
→欲しいと思った瞬間に必ず一定期間の間をあける
デパートやショッピングセンターで歩いてるとすごく魅力的な物だったり
ネット通販など見てるとセールストークが上手いと凄く欲しい!!!という状態になってしまいますよね??
世の中は非常に魅力的な物に溢れています
更に昨今はサブスクが広まってきたので、魅力的な商品が毎月安く利用できるようになりました。
しかし、そういう小さな出費が積み重なると、やがて大きな出費に積み重なっていきますので
本当に必要な物を選択して利用しないといけません。
その為に欲しい!と思った瞬間に一定期間の時間を必ず空けてください。
目安は1週間ほどです。
もし、1週間たっても欲しい!必要と思ったら、それは本当に必要な物の可能性が高いので購入しましょう!!
無駄な交際費を抑える方法
→後々メリットが回収できない、気を遣う飲み会などはどんどんキャンセルしてOK
飲み会は以外に大きい出費になります。
ただ、人付き合いだから飲み会や遊びを断るのは難しいと思うかもしれません。
たかが数千円と思うかもしれませんが、積み重なれば数百、数千万の出費になります。
行きたくないなと思ったら、嘘をついてでも断ってみましょう!
1~2回連続で断ると、相手も気を使って誘うようになりますので本当に必要な飲み会だけ参加できるようになります!
まとめ
いかがだったでしょうか?
浪費というのは人間の本能による行動になりますので100%抑えることはできません。
更に、本能行動を抑えすぎるとストレスが貯まりますので、適度に発散をする必要があります。
しかしながら、ほとんどの人は一生で稼げるお金というのは決まっております
その為、無駄遣いを限りなく抑えて、あなたが本当に使うべき物にどんどんお金を使っていきましょう!!
今回は以上になります。
では、また次の記事でお会いしましょう!